自営業やフリーターの老後について

現在の状況

フリーターや自営業の人というのは非正規雇用者ですが、この人たちの老後というのはかなり厳しい状況にあるといわれています。
それは生活保護以下とも言われているのです。
老後の収入として年金が入ってくるはずですが正規雇用ではない人たちにとって老後の年金というのは生活保護以下しかもらえないのです。
ですからかなり厳しい状況にあるといってもいいでしょう。

老後の年金が生活保護しかになるということは、確実に生活保護を受けることになるでしょうし、かなり厳しい状況で老後を過ごさなければいけないのです。
非正規雇用社員の待遇はとても低くてそして社会保険も十分ではありませんし、もらえる額ももちろん十分ではありません。
そして雇用条件も悪いのでとても大変厳しい状況になります。

正規雇用の人でも、老後に十分余裕ある生活を送ろうと思えばかなりの努力が必要といわれている状況の中で、非正規社員はこれからどうなっていくのでしょうか。
生活保護予備軍がとても増えることになることは避けられません。
そして生活保護を受ける人が増えるとどうなるのでしょうか。
それは国の負担が増えますので、国として経済の状況は決していいものであるとはいえないのです。
ですからかなり悪循環です。
生活していけない人が増える、そして生活保護を受ける、国の負担が増えて、経済状況が悪化する、雇用が厳しくなり非正規雇用者が増える、そして老後の生活が厳しくなり生活保護を受けるといった悪循環を繰り返すことになるのです。

老後の生き方

非正規雇用者が増えていることの背景は国の問題も多いにありますが、事前に老後について考える、相談をするなど自分の身の振り方もしっかりと若いうちから考えておく必要があります。
仕方がないのではなくて、若いうちならまだ打つ手はいくらでもあるかもしれません。
高齢者になってからでは仕方がない、もう遅いと思う人も多いですが、まだ若い世代で働けるのであればできるだけ、老後のことを考えて安定した雇用を探すなどして対策を立てていく必要があります。
長期的に見てこれから先自分が老後にどのような生活を送ることになるのかなどしっかりと考えておかなくてはいけないのです。

国としても対策を考える必要がありますし、格差を少しでもなくすことを考えていく必要もあります。
雇用状態についての見直しは早急に国に求められている問題点でもあるのです。
これから先の不安は誰もがありますがその不安をどう対処できるかが重要です。